岡山という地域に根差したSDGs(持続可能な開発目標)につながる取り組みを対象にした「おかやまSDGsアワード2022」において、岡山ダイハツが「優良な取り組み」を受賞し、12月3日、岡山コンベンションセンターで表彰式がおこなわれました。
岡山ダイハツが受賞したのは、
岡山に暮らす全ての人が、年齢や視覚・聴覚・言語等々にとらわれず、安全で自由な移動ができる未来の実現を目指す取り組みです。
岡山ダイハツは、モビリティ提供企業として、“地域に寄り添う日常の足“となるため、本業のサポカー普及はもとより、健康安全運転講座の開催や近距離モビリティWHILL®の販売などをしています。さらに、今年度から、MaaS(公共交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステム)の一環としての取り組みも始めています。
【岡山ダイハツが受賞した取り組み】
■地域MaaSへの取り組み ~より軽やかな岡山へ~
「次世代モビリティSDGsプロジェクト」
- ①自動運転・自律走行等の研究
岡山大学に次世代モビリティ「WHILL®」を提供。岡山大学データサイエンス部の学生が主体となり、センサーやAIなどを活用した自律走行等の研究開発に取り組む。就労継続支援A型事業所ありがとうファームは、使用者目線のアイデア提供・モニタリングで協力。
目の不自由な方も一人で自由にお出かけできる環境に向けて。
- ②次世代モビリティ「WHILL®」のご提案
免許不要の電動車いすの販売。
自動車免許を持たなくても、いくつになってもご近所を自由に移動できる環境に向けて。
- ③タントスローパー+「WHILL®」のご提案
福祉車両タントスローパーと電動車いすの販売。
自家用車+パーソナルモビリティで、障害をお持ちの方でもより遠くへ自由に移動できる環境に向けて。
- ④デマンド乗合サービス「チョイソコ」のご提案
公共交通機関が少ない地域でも、自動車免許を持たなくても、乗合サービスを利用して気軽にお買い物や病院へ行ける環境に向けて。
受賞団体の取り組みは、来年3月末まで、岡山コンベンションセンター2階SDGsプラザでパネル展示されていますので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
今後、自動運転・自律走行研究の「WHILL®」実証機は、イベントでのデモ走行や図書館等での公共施設での試験運行を目指しています。
~より軽やかな岡山へ。~